今後の開催予定

「お申込み」より、事前申込みをお願い致します。

第141回健康心理学研修会


開催方法:
対面開催およびオンデマンド配信
開催日時:
2025年9月20日(土)14:00〜15:30
テーマ:
「今こそ眠りを見直そう!」
講師:
岡村尚昌(久留米大学)
時間:
1時間30分
研修ポイント:
2ポイント
概要

 日本は1970年以降、平均睡眠時間が減少の一途をたどり、世界的に見ても「睡眠不足の国」とされています。しかし、睡眠は単なる休息ではありません。私たちの身体と脳の疲労回復、血圧や血糖値の調整、さらには免疫力の強化や成長ホルモンの分泌に至るまで、多岐にわたる生命活動に不可欠な役割を担っています。精神的健康との深い関連性も明らかになっており、質の良い睡眠は心身の健康維持の基盤と言えます。

睡眠不足がもたらす悪影響は計り知れません。個人の生産性低下や事故リスクの増加、社会全体の医療費増大にとどまらず、うつ病などの気分障害、糖尿病や高血圧といった生活習慣病、さらには認知症のリスク上昇、免疫機能の低下など、心身に深刻なダメージを与えます。「週末に長く眠ることで平日の睡眠不足を補う」という「寝だめ」の習慣も、残念ながら十分な効果は期待できません。むしろ、平日の睡眠リズムとの大きなズレが「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差)」を引き起こし、かえって体調を悪化させる可能性が指摘されています。

本研修では、心身の健康に不可欠な睡眠の重要性について詳しく解説します。そして、明日から実践できる正しい睡眠習慣を身につけることで、身体も心も健康になるための具体的な方法を紹介していきます。睡眠を見直し、より豊かな毎日を手に入れましょう。


第142回健康心理学研修会


開催方法:
対面開催およびオンデマンド配信
対面開催日時:
2025年9月21日(日)14:40〜16:10
テーマ:
「行動変容のためのステージ理解」
講師:
堀内 聡(比治山大学)
時間:
1時間30分
研修ポイント:
2ポイント
概要
 食生活を見直すこと、運動を始めること、あるいはタバコをやめることの大切さは知っていても、変えられない、続かない人も多くおられます。人々に健康行動変容を促す支援を行う場合、要支援者のニーズに合わせて支援を行う必要があります。健康心理学では、人が健康行動を開始してから維持するまでの過程を理解するための理論が多く提唱され、健康行動変容に向けた支援を行う際に活用されています。本研修会では、人の健康行動の変容の過程を5つのステージに分けて、ステージに応じた工夫や支援を行うことで、行動変容を促すステージ理論について解説します。ステージ理論は、自ら禁煙に成功した人の研究の中で生まれた理論であり、禁煙の分野の研究と実践で活用されました。その後、ステージ理論は日本でも健康行動の研究とその変容に向けた実践で広く利用されるようになりました。本研修会では、ステージ理論の概要を説明しながら、健康行動変容に向けた支援を行う際にステージ理論を利用するポイントや留意点を解説します。


お申込み

  1. https://forms.gle/5QQZynRSfXdBChZj7よりお申込みください。
    申込締切:9月10日(水)まで
  2. 受講料のお振込みをお願い致します。
    振込締切:9月11日(木)まで
  3. 対面参加の方はご案内を9月18日(木)にお送りします。
    オンデマンド参加の方は10月中旬頃にご案内をお送りします。


受講料

申込画面に記載の口座へお振込みをお願い致します。

  • ※1研修会あたりの費用です。


非会員:2,000円
健康心理学会会員:1,500円
健康心理士会会員:1,000円


Copyright (c) 2013 The Japanese Association of Health Psychology All Rights Reserved.