今後の開催予定
日本健康心理学会第37回大会にて第137回・第138回健康心理学研修会を開催いたします。
後日、オンデマンド配信(2024年12月中旬〜1ヶ月程度予定)も実施します。
「お申込み」より、事前申込みをお願い致します。
第137回健康心理学研修会
- 開催方法:
- 対面&オンデマンド配信
- 対面開催日時:
- 2024年11月23日(土)13:30〜15:00
- テーマ:
- 「職場のポジティブメンタルヘルス」
- 講師:
- 大塚 泰正(筑波大学人間系心理学域)
- 時間:
- 1時間30分
- 研修ポイント:
- 2ポイント
- 概要
- ここ20年ほどの間で、日本における職場のメンタルヘルス対策は飛躍的な発展を遂げています。2015年には労働安全衛生法の改正によりストレスチェックが義務化され、50名以上の事業場では年1回以上実施されることになりました。
ストレスチェックでは、個人の結果を本人にフィードバックするだけでなく、部や課などの組織ごとに結果を算出し、職場環境改善のための活動に役立てることができます。近年は、ストレスなど組織のネガティブな要素だけでなく、職場内のサポートなど働く人をいきいきさせるもとになる仕事の資源を把握し、その向上を図る取り組みも行われています。
個人のいきいき度を表す概念に、ワーク・エンゲイジメントがあります。健康経営に関する取り組みの中でも、このワーク・エンゲイジメントの向上は重要な位置を占めています。
この研修では、従来の職場のメンタルヘルス対策について概説するとともに、ワーク・エンゲイジメントを中心とした職場のポジティブメンタルヘルス対策についてご紹介します。
第138回健康心理学研修会
- 開催方法:
- 対面&オンデマンド配信
- 対面開催日時:
- 2024年11月24日(日)13:20〜14:50
- テーマ:
- 「再犯防止を目的とした認知行動療法に基づくアプローチ ―健康心理学によるエンパワメントの果たす役割―」
- 講師:
- 野村 和孝(北里大学医療衛生学部 保健衛生学科)
- 時間:
- 1時間30分
- 研修ポイント:
- 2ポイント
- 概要
- 我が国における再犯防止の取り組みは、明治時代に制定された監獄法を抜本的に改正した刑事収容施設法が2006年に施行されたのを機に、認知行動療法に基づくアプローチが広く採用されることとなった。性犯罪を対象とした取り組みをはじめ、違法薬物の使用、窃盗の問題、暴力の問題などその対象は広く、一定の成果をあげている。このような取り組みにおいては、問題となる行動の制御が狙いとなる一方で、その過程において健康増進などの適応的な側面をターゲットとすることがある。しかしながら、問題となる行動の制御と適応的な側面へのアプローチは、必ずしも因果関係や相関関係にあるとは限らないため、実践において相応の工夫が必要となる。本研修では、再犯防止を目的とした認知行動療法的アプローチにおける、健康心理学によるエンパワメントの果たす役割について、実践上の工夫に関する現状と課題を紹介する。
お申込み
- https://forms.gle/dwSGFWgPkDe6zCN76よりお申込みください。
- 受講料のお振込みをお願い致します。
- 対面参加、もしくは対面とオンデマンドの両方に参加の場合・・・
11月15日(金)まで - オンデマンド参加のみの場合・・・12月11日(水)まで
- 対面参加、もしくは対面とオンデマンドの両方に参加の場合・・・
受講料
申込画面に記載の口座へお振込みをお願い致します。
- ※1研修会あたりの費用です。
非会員:2,000円
健康心理学会会員:1,500円
健康心理士会会員:1,000円