研究推進活動

2023年度

一般社団法人 日本健康心理学会第36回大会
【日本健康心理学会研究推進委員会企画シンポジウム】
タイトル 健康心理学における質的研究の可能性を考える
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/36/0/36_10/_article/-char/ja/
【日本健康心理学会研究推進委員会企画 健康心理学テクニカルワークショップ】
タイトル PsychoPy・Pavloviaを活用したウェブベースのデータ収集−健康心理学研究への展開
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/36/0/36_16/_article/-char/ja

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2022年度

一般社団法人 日本健康心理学会第35回大会
【日本健康心理学会研究推進委員会企画シンポジウム】
タイトル 青年期の適応問題―青年心理学と健康心理学の観点から―
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/35/0/35_9/_article/-char/ja/
【日本健康心理学会研究推進委員会企画 健康心理学テクニカルワークショップ】
タイトル 健康心理学研究に活かす欠損値処理とマルチレベル分析
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/35/0/35_13/_article/-char/ja/

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2021年度

一般社団法人 日本健康心理学会第34回大会
【日本健康心理学会研究推進委員会企画シンポジウム】
タイトル 健康心理学研究における自然言語処理の活用可能性を考える
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/34/0/34_23/_article/-char/ja/
【日本健康心理学会研究推進委員会企画 健康心理学テクニカルワークショップ】
タイトル パンデミック下における研究方法―コロナ禍における研究・臨床実践を踏まえてー
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/34/0/34_31/_article/-char/ja/

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2020年度

一般社団法人 日本健康心理学会第33回大会
【日本健康心理学会研究推進委員会企画シンポジウム】
タイトル “3密の回避”は私たちのメンタルヘルスに何をもたらしたのか?:健康心理学の研究と貢献
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/33/0/33_S2/_article/-char/ja/
【日本健康心理学会研究推進委員会企画 健康心理学テクニカルワークショップ】
タイトル 健康心理学テクニカルワークショップ Withコロナ時代の科学者ー実践者モデル
発表抄録 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahpp/33/0/33_WS1/_article/-char/ja/

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2019年度

一般社団法人 日本健康心理学会第32回大会 日本健康心理学会研究推進委員会企画ワークショップ(第119回健康心理学研修会)
「研究実践力を高めるための方法論を習得する」(発表要旨)

日本健康心理学会研究推進委員会

 近年,研究や臨床実践の質を高めることを目的として,さまざまなガイドラインやプロトコルが策定されるようになった。こうした指針に基づくことで,健康心理学領域の研究技術の質を担保することが可能となり,研究領域のさらなる発展に寄与することが期待される。

 そこで本企画は,健康心理学研究における研究実践力の向上を目的として,(a)研究ガイドライン,(b)臨床活動を介入研究とする方法論,(c)面接技術におけるスーパービジョンの方法論,(d)介入手続きの妥当性を担保するための方法論といった観点において,論文上では知ることのできない技術的な「コツ」を,それぞれの分野の第一線でご活曜される先生方からご紹介いただいた。

@健康心理学領域における研究ガイドライン 話題提供者 岩野 卓 先生(大分大学)
 本話題提供では,健康心理学領域における臨床家の立場から,研究報告に対するガイドラインを活用する方法について発表がなされた。具体的には,介入研究に対する研究報告ガイドラインであるCONSORT声明を取り上げ,話題提供者が民間の医療機関で行ってきた研究を概観しながら,臨床家がそれぞれの現場でガイドラインを実践できるようなコツについて,話題提供がなされた。

【参考書籍】
・福原俊一(2015)リサーチ・クエスチョンの作り方 第3版(臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト) 特定非営利活動法人健康医療評価研究機構
・村井潤一郎・橋本貴充(2017)心理学のためのサンプルサイズ設計入門 講談社
・高橋将宜・渡辺美智子(2017)欠測データ処理:Rによる単一代入法と多重代入法 共和出版

【参考論文】
・折笠秀樹(2017)臨床試験を報告するための指針―CONSORT声明に準拠して論文を執筆するための15項目― 薬理と治療,45(3),339-344.
・奥村泰之(2014)非薬物療法の介入研究の必須事項 行動療法研究,40(3),155-165.
・津谷喜一郎・元雄良治・中山健夫(2010)CONSORT2010声明―ランダム化並行群間比較試験報告のための最新版ガイドライン― 薬理と治療,38(11),939-949.

A日々の臨床活動を介入研究とするための方法論 話題提供者 三浦 佳代 先生(埼玉医科大学)
 本話題提供では,理学療法士の立場から,臨床活動の中で介入研究を行う方法について発表がなされた。具体的には,話題提供者が病院や介護老人保健施設をフィールドとして介入研究を行う中で,特に難しさを感じてきた,(a)介入の設定,(b)評価方法の設定,(c)倫理審査などを克服するコツについて,話題提供がなされた。

【eラーニング】
・ICRweb
https://www.icrweb.jp/icr_index.php

【参考情報】
・文部科学省,厚生労働省,経済産業省(2017)個人情報保護法等の改正に伴う研究倫理指針の改正について.
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000170955.pdf
・厚生労働省(2016)人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス.
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000166072.pdf

B臨床研究におけるスーパービジョンの方法 話題提供者 伊藤 正哉 先生(国立精神・神経医療研究センター)
 本話題提供では,臨床家に対するスーパーバイザーの立場から,臨床試験におけるスーパービジョンの方法について発表がなされた。具体的には,心理療法の有効性や安全性の検証,アドヒアランスとコンピテンスの評価,および症状の評価などにおける工夫の紹介がなされ,系統だったスーパービジョンを臨床現場の臨床や教育・訓練に活用するコツについて,話題提供がなされた。

【eラーニング】
・ICR臨床研究入門
https://www.icrweb.jp
・臨床試験のためのeTraining center
https://etrain.jmacct.med.or.jp
・UMIN e-Learning
https://moodle2.umin.ac.jp/moodle/

【参考書籍】
・川村 孝(2016)臨床研究の教科書: 研究デザインとデータ処理のポイント 医学書院
・康永秀生(2017)できる!臨床研究 最短攻略50の鉄則 金原出版
・木原雅子・木原正博(翻訳)(2013)医学的介入の研究デザインと統計:ランダム化/非ランダム化研究から傾向スコア、操作変数法まで メディカルサイエンスインターナショナル
・井村 裕夫他(監修)(2016)NIH 臨床研究の基本と実際 原書3版 丸善出版

C介入手続きの妥当性を担保するための方法論 話題提供者 杉山 崇 先生(神奈川大学)
 本話題提供では,Evidence Based Practiceの立場から,臨床実践における介入手続きの妥当性を検証する方法について発表がなされた。具体的には,カウンセリング過程におけるクライエントの変化に焦点をあて,自律神経系の変化をリアルタイムに測定する手法の紹介がなされ,実際に導入するための観点や方法について話題提供がなされた。

 なお,この度,先生方にご紹介いただいた内容の一部を公開する許可をいただいたので,資料をご希望の方はjahp2018work[at]gmail.com([at]を@に置き換えてください)にお問い合わせ下さい。

 また,2020年度のワークショップを企画するにあたり,会員の皆様からの企画内容のご希望等がございましたら,同じアドレスにお願いします。企画の参考にさせていただきます。

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2018年度

一般社団法人 日本健康心理学会第31回大会 日本ヒューマン・ケア心理学会第20回大会 合同大会 日本健康心理学会研究推進委員会企画ワークショップ
「健康心理学テクニカルワークショップ 論文ではわからない研究・実践の『コツ』を知る」(発表要旨)

日本健康心理学会研究推進委員会

 近年の研究手法の発展に伴い,健康心理学分野においても,認知課題や脳画像など,さまざまな方法論が導入されるようになった。このような方法論の導入は,健康心理学分野に新たな知見を提供し,研究領域のさらなる発展に寄与することが期待される。そこで,日本健康心理学会第31回大会(京都橘大学)の日本健康心理学会研究推進委員会企画として,健康心理学研究における新たな方法論の使用の促進を目的とした健康心理学テクニカルワークショップを行った。当日は,論文上では知ることのできない技術的な「コツ」を,それぞれの分野の第一線でご活曜される先生方からご紹介いただいた。

・気分の問題に関わる研究・臨床実践の方法論 話題提供者:金井 嘉宏 先生(東北学院大学)
 本話題提供では,臨床心理学(とりわけ認知行動療法)の立場から,研究や心理臨床実践を進める上でのコツについて発表がなされた。具体的には,話題提供者がこれまで行ってきた不安に関する基礎的研究(事象関連電位などの生理指標を用いた研究)や不安症に対する心理臨床実践などから,認知行動療法の研究と実践を進める上でのデータ収集のコツなどについて話題提供がされた。

・運動習慣に関わる研究の方法論 話題提供者:原田 和弘 先生(神戸大学)
 本話題提供では,運動習慣に関する健康心理学の立場から,研究を進める上でのコツについて発表がなされた。具体的には,話題提供者のこれまでの研究を例に挙げながら,研究の着想を生み出すコツ,質の高い研究デザインを採用するためのコツ,研究成果を効率良く発表するためのコツ,などについて話題提供がされた。

・健康行動変容を意図した心理学的介入の実践と研究 話題提供者:島崎 崇史 先生(上智大学)
 本話題提供では,健康行動変容に関する健康心理学の立場から,研究を進める上でのコツについて発表がなされた。具体的には,健康行動変容を意図した心理学的介入の地域での実践例に基づいて,地域における研究実践のコツ,それらの研究成果を論文として発表するコツ,などについて話題提供がされた。

・健康心理学研究に寄与する生理指標を用いた方法論 話題提供者:井澤 修平 先生(労働安全衛生総合研究所)
 本話題提供では,生理指標を用いた健康心理学研究の立場から,研究を進める上でのコツについて発表がなされた。具体的には,話題提供者が実際に行った生理指標(唾液中バイオマーカー)を用いた研究を紹介しながら,生理指標を研究で用いる際の留意点やコツなどについて話題提供がされた。

・多施設におけるデータ収集の方法論 話題提供者:野村 和孝 先生(早稲田大学)
 本話題提供では,多施設におけるデータ収集を行うコツについて発表がなされた。具体的には,これまで話題提供者が実際に研究を進めてきた刑務所や更生保護施設などのさまざまな領域における研究実践に基づいて,多施設でのデータ収集のコツについて話題提供がされた。

 なお,この度,先生方にご紹介いただいた内容の一部を公開する許可をいただいたので,資料をご希望の方はjahp2018work@gmail.comにお問い合わせ下さい。

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